先日、日本ライフオーガナイザー協会の研修で、
メモリーズ株式会社さんを見学させていただきました。

新聞掲載や数々のメディア出演
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」等
地域での講演活動、大変ご活躍の横尾社長のお話を直接伺い、
実際の現場のお話や保管庫、
オークションの仕組みまで見せていただきました。
YouTubeでも拝見していたのと、
私の仕事にも直結する事であり。
又、人が亡くなった後の荷物の片付けも
決して他人事ではない経験もしたので
社長にお会いし、会社訪問はとっても
楽しみにしていました。

事務所の壁面全て、ホワイトボードを張り巡らして
現場名、予算、どうやって回るかなどの工程がびっしりと
書き込まれていました。
ユニフォームには、
片付けば、気が晴れる!!
厳しい現場を積み重ねて、
この言葉になったんだなぁと。
正直、一番驚いたのは、
遺品整理は「捨てる仕事」ではなかったことです。
モノを、次の人へつなぐ仕事

現場から運ばれてきた品物は、
一つひとつ仕分けされ、
番号を付けられ、保管されます。

カメラだけでも一箱。
思い出の品、おもちゃ、家具、家電…。
撮影専用のスペースで写真を撮り、
オークションへ出品する仕組みまで自社で整えられていました。
モンチッチ・・・懐かしい~。

一度に400~500点を出品し、
1,000円スタートの商品が数十万円になることもあるそうです。
これは、もう不要と思われたモノが、
誰かにとっては必要なモノになる。
そんな循環が、そこにはありました。

「風上」に関わる仕事
社長がおっしゃった言葉が、とても印象に残っています。
「もっと風上に関わることが大事。」
介護施設や居住支援法人との連携も進められ、
暮らしが大きく困る前に支援すること。
その言葉を聞いて、私は自分の仕事を思い出しました。
家が建ってから片付けるのではなく、
住まいを計画する段階から暮らしを考える。
それもまた、「風上」の仕事なのだと思います。
私はこの言葉を見て、
「片付け」は収納の技術だけではないと改めて感じました。
住まいが整うことで、人の気持ちが軽くなり、前を向ける。
それは遺品整理も、ライフオーガナイズも、
設計も、目指しているところは同じなのかもしれません。
「片付け」は、モノを減らすことではなく、人の暮らしを整えること。
そして、その役割は遺品整理の現場だけではありません。
もっと早い段階で。
家づくりのときから。
暮らしに困る前から。
住環境を整える人が、これからますます必要になる。
そんなことを強く感じた一日でした。
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